退職祝いにはどんな胡蝶蘭を贈る?選び方や価格相場

家庭の事情や個人の事情など、誰もが様々な理由から、今まで勤めていた会社を離れる時が訪れます。特に、3月は年度終わりの時期です。キリが良いという理由から、3月に退職を決める人は多くいます。

社内に退職者がいると、必ずと言って良いほど退職祝いが贈られます。中でも、胡蝶蘭は退職祝いのギフトとして人気が高いものとして知られています。

なぜ、退職祝いに胡蝶蘭を贈る傾向があるかはご存知でしょうか?胡蝶蘭には、「幸福が飛んでくる」という花言葉があります。このことから、現在の職場を離れ、新たな人生を歩きだす退職者に「幸せが訪れますように」という願いを込めて贈ると言われています。そのように考えると、確かに退職祝いのギフトにふさわしいと思えますね。

退職祝いとして胡蝶蘭を贈る場合は、2万円程度のものが相場です。残る社員達でお金を出し合うため、個人的に贈る場合の1万円よりも相場は高くなっています。

胡蝶蘭の販売価格には、大きさ、立ち数、輪数という3つの要素が大きく関わっています。それぞれの詳細について、詳しく見てみましょう。

まず、胡蝶蘭の大きさについてです。胡蝶蘭は花の大きさによって「大輪」と「ミディ」の2種類に分けられます。大輪は花びらの大きさが10~15cm程度、ミディは6~9cm程度です。大輪はミディに比べて2、3倍ほど高額ですが、存在感があります。ミディは大輪よりも値段が安いほかに、花が咲きやすいという特徴を持っています。

次に、立ち数です。1つの鉢にある茎の数を立ち数と言います。立ち数が多くなるほど見た目が豪華になるため、当然ながら販売価格も高額になります。

最後に、輪数です。輪数は1本の茎に咲いている花の数を指しています。立ち数とも密接な関係があり、基本的には立ち数が多くなるほど、輪数も多くなります。輪数が増えるほど値段も高額になり、1輪増えるごとに700~800円程度販売価格も上がります。

退職祝いに贈る胡蝶蘭は、この花びらの大きさと立ち数、輪数の3点が大きく販売価格に関わります。見た目や贈る相手の好みを考慮しつつ相場金額に近いものを探すと良いでしょう。参考までに、一般的な退職祝いのギフトとしては、白い大輪の3本立ちが選ばれるそうです。

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さまざまなギフト用の胡蝶蘭を販売するAOYAMA HANAMO通販

胡蝶蘭の販売価格は色によっても変わります。胡蝶蘭と言うと白のイメージが強いですが、白の他にもピンクや赤、青、緑など様々な色の商品が販売されています。白よりも割高ですが、ギフトを贈る相手に好みの色があれば、その色の胡蝶蘭を選んで贈っても良いかもしれません。

ひとくちに胡蝶蘭と言っても選び方は様々です。豪華な見た目のものを贈るか、置き場を選ばない小ぶりなものを贈るか、相手のことを考えて選びましょう。

定番である大輪の3本立ちを購入するならば、AOYAMA HANAMO(あおやま はなも)の胡蝶蘭をおすすめします。1904年に創業以降、質の高い花を仕入れて販売している歴史ある店舗です。販売価格は税込み33,000円と相場よりは高額ですが、木札やカード、ラッピングなどを指定することができます。退職祝いに贈る胡蝶蘭のギフトだからこそ、良いものを贈ってはいかがでしょうか?