ECサイトを新規で構築する際のポイント

ECサイトを新規で構築する際にまず考えたいのは、顧客が誰かを意識するということです。実際の店舗でもそうでしょうが、やはり商売において最も重要となる要素は顧客です。顧客のことを第一に考えていないようなお店は、それが実際の店舗であれECサイトであれあまり長続きしないでしょう。

考えるべき要素にもいくつかの切り口がありますが、最も単純な切り口として、顧客は一般の消費者なのか、それとも企業なのかという分類があります。ただ、顧客はこの2つのどちらかと厳密に決まっているわけではないECサイトも多いでしょう。商品を購入してくれる限り、購入者は一般の消費者でも良ければ企業であっても問題ないということもありますし、実際、どちらの顧客も訪れるサイトも多いはずです。

ですが、傾向というものは存在するはずです。自社の商品をみて、購買者はどちらかといえば一般消費者なのか、それともどちらかと言えば企業なのかを考えることはできるはずです。そして、傾向があるのであれば、それを意識しながらサイトを構築したほうが良いことは間違いありません。そのほうがより多くの顧客にとって使いやすいサイト、魅力的なサイトということになっていくはずです。

もちろんサイトだけでなく、実際の販売状況を把握&分析できるシステムも構築しておく必要があります。まずはリアルタイムに連動した在庫管理状況。いつ、どれだけ、何が動いたかを把握するためには、こちらのようなラベルプリンターを利用した在庫管理システムが有効です。更に、こういったリアルタイム連動在庫管理システムにPOSを組み合わせたシステムなども最近ではEC向けに製品化されているので調べてみるといいでしょう。

ECサイトは芸術作品ではありません。自己満足なものを作ってもそれではモノが売れるようになりません。マーケティングに基づき、常に開発を継続してる素地を有していることが必要不可欠なのです。